今月は色んな人が捕まったり、大きな地震があったり、
またひとつ歳を取る月でもあり、終戦記念日でもある。
だから選んだって訳でもなく、偶然目について手にしてしまったんです。の2本
「群青に沈め〜僕たちの特攻〜」熊谷達也

僕の一人称で描かれていくんだが、時代設定を感じさせない心の声や、考え方が非常に馴染みやすく共感できる。
雰囲気としては青春小説と言っちゃても良い感じで、あまり深刻にならず、面白く読めるかと・・・。
ただそこは背景が「特攻」ですから、イロイロ感じる部分もあるわけで、さすが熊谷達也って感じです。(最近続けざまに読んでて、皆当たり。)
「地獄の日本兵 ニューギニア戦線の真相」 飯田 進

コチラは実体験と史実をもとにしたノンフィクションで、ココに描かれている内容を読むと、「特攻で死ぬ方がなんぼかまし」(大変不謹慎な言い方だが)と言う状況・・・
敵と戦う以前に、飢餓と疾病で何十万人もの人達が、見捨てられ死んでいった状況が綴られています。
本当に問われるべき戦争犯罪が、誰かの都合で不問にされてきた事実に、
著者の「ヘドが出そうです」という言葉が胸に突き刺さる。
この本の中でも紹介されている「ゆきゆきて神軍」(これは映像作品ね)も昔見て、結構衝撃的だったので、補足紹介。これ、軍国主義的な人と勘違いされやすいタイトルだが、奥崎 謙三氏は自らを"神軍平等兵"と名乗っている様に「人の上の人と、国家のない世界」を目指している。映像だけだとなんで??だが「ゆきゆきて神軍の思想 」奥崎 謙三に詳しく(と言うかしつこく)描かれている。

実際「人の上の人と、国家のない世界」が実現しない限り、戦争は無くならないのかもしらん。

