読書感想文ネタの最近のブログ記事

エリック ガルシア著 土屋 晃 (翻訳) の
「レポマン」読了。

レポマンってどうやら、借金のかたに差し押さえをする人のことらしい。
昔同名の映画を見たけど、そん時は車だった。

今回は内臓。人工のだけど・・・
現在と過去が入れ子になるけど、とても読みやすくて面白かった。
翻訳もすばらしいんだろうな、多分。
これ映画になるらしい。

ちなみに「ヤマト」見てきた。突っ込みどころ満載、大人向けとしては少々薄っぺら。
それでも、そこそこ楽しめると思うけど・・・
大上段でSFって言うのはいかがなものか?

8月

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今月は色んな人が捕まったり、大きな地震があったり、
またひとつ歳を取る月でもあり、終戦記念日でもある。

だから選んだって訳でもなく、偶然目について手にしてしまったんです。の2本

「群青に沈め〜僕たちの特攻〜」熊谷達也

僕の一人称で描かれていくんだが、時代設定を感じさせない心の声や、考え方が非常に馴染みやすく共感できる。
雰囲気としては青春小説と言っちゃても良い感じで、あまり深刻にならず、面白く読めるかと・・・。
ただそこは背景が「特攻」ですから、イロイロ感じる部分もあるわけで、さすが熊谷達也って感じです。(最近続けざまに読んでて、皆当たり。)

「地獄の日本兵 ニューギニア戦線の真相」 飯田 進

コチラは実体験と史実をもとにしたノンフィクションで、ココに描かれている内容を読むと、「特攻で死ぬ方がなんぼかまし」(大変不謹慎な言い方だが)と言う状況・・・
敵と戦う以前に、飢餓と疾病で何十万人もの人達が、見捨てられ死んでいった状況が綴られています。

本当に問われるべき戦争犯罪が、誰かの都合で不問にされてきた事実に、
著者の「ヘドが出そうです」という言葉が胸に突き刺さる。

この本の中でも紹介されている「ゆきゆきて神軍」(これは映像作品ね)も昔見て、結構衝撃的だったので、補足紹介。これ、軍国主義的な人と勘違いされやすいタイトルだが、奥崎 謙三氏は自らを"神軍平等兵"と名乗っている様に「人の上の人と、国家のない世界」を目指している。映像だけだとなんで??だが「ゆきゆきて神軍の思想 」奥崎 謙三に詳しく(と言うかしつこく)描かれている。

実際「人の上の人と、国家のない世界」が実現しない限り、戦争は無くならないのかもしらん。

「象の棲む街」が非常におもしろかったので、短いスパンで「べろなし」も読んでみたんだけ〜ど。
読み始めたら、一気。1日で読んじまいました。

両方ともあまり明るくない、もうひとつの日本を舞台にしております。

「象の棲む街」は中国とアメリカに分割統治され、多くの日本人が治安と食料事情最悪の、東京に閉じ込められた世界。

「べろなし」は原爆が投下される事無く、停戦状態でいまだに軍事政権が支配し「悪の枢軸」と呼ばれる様になった日本。

どちらの作品もキャラクター主体と言うか、難しいからくりや設定でなく、物語に入り込みやすい気が致しました・・・ワシは。

しかし「象の棲む街」は以前読んだような気が・・・
あらすじとかでなく、一部の文章やストーリーを明確に覚えてるんだが・・・まるで記憶に無い部分もあるのだよ。ん〜どうゆうこと?

未だ謎。


タイトル : 魔王
作者 : 伊坂 幸太郎

魔王は誰なのか? お兄さん?犬養?潤也君?マスター?・・・それとももっと漠然としたもの?「潤也君が魔王かも〜」ってセリフが一回だけ出て来るけど、それも答えじゃない感じ。

この前の「グラスホッパー」(今回マスターがつくるカクテル名として登場・・・マスターが殺し屋業界の人って暗喩かぁ)もそうだったけど、読み手の思考の流れに合わせて答えが明かされると言うか〜「ひょっとして」思った数ページ後にはその答えが描かれてる。この辺は相性もあるとは思うが、読んでいてすごく気持ちいい。

身近だけど深いテーマだし、魔王は誰?的な部分でも深読みが出来る。
「鰹節だよ人生は」的良作。
(削れば削る程味が出るんだそうな・・・)


最近奥さんが好きで、『天国までの百マイル』に続き読んでみましたが・・・。
いいです。素直にいいと思います。

全体のストーリーもそうなんだけど、所々の何気ないワンフレーズがグッと胸に沁みたりします。
やっぱり苦労人なのかなぁ。浅田次郎。

話題作だしダメじゃないんだけど・・・ワシ的には今イチ。
前半で挫折しかけたし。
言いたい事は判らんでもないけど、なんか小賢しい。

筒井康隆の東海道戦争みたいのを想像してたんですがねぇ〜

夢枕獏は大好きで、
伝奇系、格闘系、エッセイ系かなり面白く読ませていただきました。
が、陰陽師シリーズはあんまり好きでなかった。

コレは絵が魅力的なんで読んでみた。

日本昔話みたいで、良かったよ。

話題作だけあって、中々面白かったんですが・・・・

組織の中の人間模様とか、介護の問題とか、結構憂鬱になる話しも盛りだくさん。
気になんない人は気にならないでしょうが、
私はちょいと凹みました。

映画の宣伝もしてるんで、既知かもしれんが『羊たちの沈黙』レクター教授の、生い立ちを綴った所謂『エピソード・ワン』。

前作『ハンニバル』は、チョット殺伐とした雰囲気であったけど、今作は・・・
まあ、やりきれない話しではあるのだろうけど、
納得がいくというか、ある意味感動的であったり。
ン〜難しいな。人によって受け取り方に大差がありそう。
中々の傑作だと、ワシは思う。

戦争による極限状況で、外道と化してしまう人達の話しとしては
『ゆきゆきて神軍』『黒い太陽731』『スナッフ・フィルム追跡』等を読んだり観たりしたが
決して過去の物語でも、特殊な状況でもなく、勿論フィクションでもない。
ある日突然そういう状況に置かれる可能性をこの世界は孕んでいると言う事実。
そうなった時に自分は道を踏み外さないでいられるのか?

被害者にも加害者にもなりたくね〜。
きれいごとでなく戦争反対と思う。

フェラーリを買う予定も、その気もないけど・・・
 貧乏人はフェラーリを買へ!

ともかく文句無しに面白かった。読んでて大笑い。
その勢いで、コレも続けて読んじゃうくらい。
 そのフェラーリください!

まっ順番から言ったらコッチの方が先になるのだよね。

自分は例のスーパーカーブーム世代だと思うんだが、あんまり夢中になんなかったクチ。
なので、フェラーリったらテスタロッサくらいしか判りません。
そんな人でも十分楽しめると思います。

フェラーリ生活10年の収支決算とか見ると、3,000万円弱掛かっていて本人も「思ったより掛かってるなぁ」とビックらこいてますが、それでもフェッラーリ様のコストパフォーマンスは最高なんだと。
なにしろ芸術品だから。

コーナーが苦手で直線も苦手(でも最高!笑)などと、自分のフェラーリ様の弱点を書き連ねたため、同型車の価格が暴落。
自分のクビを絞める事になった・・・なんてすてきな話しが盛りだくさん。

まあ、読んでみないと、語りきれません。

添乗員が付くツアーって言っても、安楽な観光ルートじゃなくて、かなりサバイバルなツアーぞろい。
サハラ砂漠をランクルで走り抜ける、おまけにツアーメンバーの平均年齢は70歳オーバーのジーさんバーさんみたいな・・・・現地ドライバーはトンズラするは、砂に埋まって立ち往生するは、聞いただけで目眩がしそうだわな。
そして、月の砂漠を行く駱駝のコンボイなど、「行ってみたいぞサハラ砂漠」と思わせる素敵なシーンもあり、気の向いたまま手に取った本だけど、そこそこ楽しめた。

話し変わって。
加藤和彦がラジオでしゃべっておった。
サディスティックミカバンドを今回やるにあたって、木村カエラをボーカルに選んだのは「直感であった」と。
「彼女はチャンとした日本語で歌っているでしょ?なのにしっかりロックしてる。」と。
な〜るほど!(投げ出して終了)

うちの奥さんが貸してくれたんで読んでみた。
ストーリーがどうのって話しではないが、読んだ後の印象に残り度は、面白おかしいエンターテイメント作品より確実に上。芥川賞受賞作品だそうだけど、『なぁ〜る』てな感じ。

コレ、どういう話しか説明するのは凄く難しいんだが・・・
村上龍の解説が、この作品がなんたるかをわかりやすく表していて、えらい感心しますた。

アマを殺した犯人が誰か判った時には、俺なんぞなんかホッとしましたもの・・・。
(非常に誤解の有る表現だけど、これ以上は書くまい)
読み手によって色々に受け取れるんだろうなぁ。コレ。

そこそこ面白い本が、100円ってのは、結構トクした気がする。

買った時『宮崎学』だと思ってた。家に帰って改めて見ると『剣崎学』やん。
だれ?それ。ってなもん。
作家さんじゃなくフリージャーナリストって事みたい。

この手の事実とフィクションを混ぜこぜにしたお話は、緊迫感があってよろし。
落合信彦とか(色々言われてますが)一時はまったし。
『ザ・プリティー・ボーイ』など、小説ってことにしとかないとヤバいから・・・みたいな感じがね。
よろし。いとよろし。

さて『腐食銀行』は銀行を舞台にしたお話だ。
わたくし、経済がらみの話しは、とんと全然弱いのですが・・・
以前ブログで書いた『電子恐慌—プラチナム・チャイルド』(検索したら消えてた)も非常に面白かった訳で、物語の舞台としては良いのかもしれん。

タニさんに借りっ放し(もう10年位)大推薦の『マネーチェンジャーズ』読んでみるかなぁ。


作者は自転車ツーキニストとして有名(なのか?)な疋田 智さんです。自転車買った時にあれこれ調べるウチに発見して何冊か読ませて頂きました。

今回の本は、自転車の本なのか銭湯の本なのか・・・大人の事情もあったとんだと思いますが、そんなこと置いといて面白く読めますた。

近所にも銭湯があって、一度行きたいもんだと以前から思っているんだが中々タイミングがね〜。
調べてみると市内の銭湯はわずか5件(健康ランドの類は除く)・・・あ"〜ちょっと古いなこの情報は。今はおそらく3件しか無い様だね。

もうちょい涼しくなったら、是非行ってみよう。銭湯。

 
この手の話しは以前から好きだったのよね。
海洋アクションで言えば、『青の六号』とか『サブマリン707』とか・・・
ポリティカルフィクションの側面も備えてると言えば『レッドオクトーバーを追え』とかね。

大御所?『沈黙の艦隊』は読んでねぇ。まるっきり。
絵が嫌いなのかも・・・あんまり読みたいとも思わん。
完全な食わず嫌い。

映画化の時に読もうかなぁとも思ったんだが、上下巻でなげ〜なぁ〜。
『終戦のローレライ』は・・・げ。もっと長いじゃん。
と、とりあえず『Twelve Y.O.』を読んでみた。
面白かった(と思う)のだが、既にどんな話しだったか思い出せん(絶句)

多分に俺の脳みその都合が大きいとは思うのだが。
『亡国のイージス』も同様の感じだぁね。

間違いなく面白かったです。上下巻一気に読んじゃったし。
テーマも国家のあり方という骨太なものだし、良いと思うんですが。

しばらく時間がたつと、印象が薄いんです。

多分相性とかだと思うんだが。

たしかに厚かったけど、まあ日本一周した訳だし、それほどいっぱい読まされたって感じはしなかった・・・そう、読み終わりましたがな。

高校3年の夏、徹底的に雨に降られた北海道。今泉で補導されかけた俺らを泊めてくれたホークIIIの人。鍋釜背負って走ってたGLのライダー。GP125とGT125でツーリングしてた地元のライダー。妙にかっこ良くて印象深い。長万部へ向かう直線で対向車線のトラックが起こす衝撃波みたいな空気の壁・・・

ヤッパリ雨に降られた伊豆大島。地元のXL500Sに「明日一緒に走ろう」とか言われたけど、めんどくさかったんでシカトしてたら路上でバッタリ。コッチが気まずい思いしてんのに先方はまるで気にしてないみたい・・・色んな人が居るもんだ。

割と最近ではApe100で行った伊勢。これもヤッパリ雨に降られた。
虹児のカブより多少余裕のある性能だけど、交通の多い幹線道路を走るのはかなり疲れると実感。
びしょ濡れで寒くて、死にそうで、一休みしてる俺に、水鉄砲で水を掛けてきたコンビニのくそガキ(推定3歳)
思い出したら腹立ってきた。親は何やっとるん!

雨の思い出が多いねしかし・・・。

あ〜色々思い出しちゃったよ。
バイクのツーリングだけじゃなく。

2回目の北海道は車で。そういう時はいい天気じゃん。
こんときは同行者が割と女の子とか平気で声かけるヤツだったんで、一緒に観光したり、後から手紙もらったり、ってな事もあったけど、この小説みたいな急進展は一切なかった(笑)

大阪まで各駅で帰って行った馬さん。
そういえば拓郎の歌聞いて「ええわもぉ!」って怒ってたっけ・・・
萬月も「人間なんて」に対して「20歳そこそこの若造にそんな事言われたくない」と書いてたねぇ。

まるで、とりとめが無くなったけ、そんな具合に色々思い出させる話しであった・・・と。

またバイクで旅に出たいねぇ。距離を稼げるバイクが欲しい今日この頃。

mangetu.jpg
え〜なんでしょ、この厚み。堂々の1000ページ。
まだ、読み終わってないんですが・・・久しぶりの花村萬月。

どんどん、重く難解になっていったせいか、結構読むのがつらくなって
多分2年くらい読んでなかったかねぇ。

話しの構造は「触角記」と同じ様なモチーフ。
19歳の浪人生がカブで日本一周のツーリングに出る話し。

いま100ページくらいだけど、エロ切なくて、泣けて、笑えた。

また読み終わったら再度・・・。


正直じゃいけん
え〜まいどの町田康さんです。

なんだか知んないけど、読みにくいデザインの本だな。
なんなんだろ?行間狭いのか?

内容では、これまたお昼寝の勧めです。
勧めちゅ〜か、飯喰ったら寝てしまうという話し。
すごい1日3回お昼寝。さすが。

まあ、偶然ではありますが。
全ての偶然は必然である・・・
やっぱこれは、昼寝しろってことか。


独立して成功する!「超」仕事術

えー、藁にもすがる気持ちってヤツでしょうか・・・

細かい事は置いといて、お昼寝を勧めてるトコが良い。是非見習いたい。
自営業の醍醐味・・・あぁお昼寝。

それはそれで、結構勇気がいる。

Vmax 鼓動・徒然なる日々・・・ - livedoor Blog(ブログ)

久々に感動・・・男たちの大和!
静岡の方言(遠州弁?)で『やらまいか』ちゅーのが有るらしいが、全然関係ない・・・チョット思いついただけ。

今回ヤマタイカである。またまた星野之宣作品だが、『男たちの大和』で思い出したんで。

ヤマタイカは日本人とは?日本国とは?というテーマを神話やら古代史やらを引っ張りだして語られた、ジャンル的には伝奇SFってやつですか。

これの物語中盤(ウチの蔵書では4巻)で大和が海底からズォ〜っとよみがえるわけですよ、日本人の集団意識のかたちとして。幽霊船みたいな感じですかねぇ。
んで、よみがえった大和は沖縄の米軍基地に艦砲射撃をかまし、米戦艦ニュージャージーと対決したりする訳です。

・・・不謹慎ながら、正直ワクワクしちまいました。潜在的にアメリカにガツンとやってやりたいって意識が有るんでしょうかねぇ。
物語では、その後自衛隊が大和を攻撃するハメになるんですが・・・。

全体の話より(全体も良い話なんだけど)、大和のエピソードが強烈な印象でおました。
ヤマタイカ

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